1954-02-12 第19回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号 ○加納公述人 時間がありませんから相当速力をかけて私の意見を九箇条ばかり申し上げたいと思います。 第一に、第十九回国会における経済審議庁長官の演説と小笠原大蔵大臣の演説を拝見いたしまして、一番先に感じますことは、この御両君ともに外貨減少恐怖病にとりつかれているように思う。(笑声)この両君ともほんとうに経済がわかつていらつしやらないでこの予算をお立てになつたというふうに私は考えるのです。(拍手)そのわけは 加納久雄